『2』の数字。そしてキラキラ。
それだけで成立してしまう。何て素敵。

NYと比べて、LAでは盛り上がりに欠ける気がしましたが、いざ映画館に入ると違ってました。冒頭のキラキラで拍手。キャリーの登場でかけ声。とにかく登場人物がお目見えする度に歓声。みんな待ちに待ってたんだなー。

わたしももちろんワクワクで鑑賞。
ところが２時間程過ぎたところで、画面が突然真っ黒に。

えーっっ！！ありえないっっ！

映写室ではなにやらごにょごにょ修正中。なんのアナウンスもありません。

おいおい、とにかく１秒でもカットしたら殺す。
待つ事５分。で、再開。

飛んでるぅ、さっき切れたところから始まってない！？！

怒りを鎮めることできず、クライマックスを観させられたの。
どんなに楽しみにしていたか知らないでしょ？
泣きたいよぉ。

帰りの受付にはやっぱり女の子達が抗議してました。
もちろん私も一緒に加わりましたよ。

女子「途中で切れたのよー。どうしてくれるの？」
受付「でも再開したんですよね。」
私「５分は飛んでました。私たちの楽しみが奪われたのよ。残りを上映すればいいってもんじゃないわ！」

そして次回の無料券を配る事になりました。こういう事態の時だけ英語がすらすら出てくるわ。今回一緒に観に行ったのは男の子の友達だったので、私たちの行動にちょっと引いたけど。

で、気を取り直してストーリーの感想を少し。




誰の結婚式かと思えば、スタンフォードとアンソニーの結婚式だったとは。やられた。ライザ・ミネリの登場にもびっくり。Single Ladiesは、なかなかの選曲。

しかしキャリーは相変わらず自己中ですな。あれじゃビッグに逃げられるぞ？テレビみたり、ソファでくつろいだりするくらいで、何かと文句つけるし。仕事で疲れてる彼にどこでも一緒に行ってもらいたがりすぎ。そしてそして、エイダンとキスしたって急に旅先から職場に電話かけてこられても、迷惑なだけでしょ？空気読めない度、ますますアーップ。あれは正直ではなく、苦しいから打ち明けてるだけ。

でも、エイダンの登場はうれしかったよね、やっぱり。

シャーロットの悩みは子供を持つ女性の大半は持っている悩み。共感した方も多いのでは？でも、仕事してないんだから、頑張ろうよ。ナニーにばかり頼らずにね。
(そのナニーの話でジュード・ロウの名前を軽く登場させてたけど、いいのか？)

ミランダは大人になってましたね。今回はちょっと冷静で、みんなを見守るようなキャラ。

サマンサは相変わらず自由奔放。なんだかTVシリーズの中盤のエピソードのキャラに戻ってしまったようで、深みが足りません。私としては、やっぱりスミスがもっと関わって欲しいです。最高のパートナーなのにな。

最後のビッグの行動にはびっくり！旅先で他の男とキスした嫁に、改めて指輪を贈るか、普通？「結婚してる事を忘れない様に」だって？キャリーは何て幸せ者でしょう。

ファッションに関しては、期待以上に見せてくれました。さすが

これ、可愛かったな。

次に彼女達に会えるのはまた２年後かな。待ち遠しいな。