「草刈民代が来年引退へ」

バレリーナ生活でやり残した事はないそうだ。
へ？
思わず失笑してしまった。

草刈民代のバレエ公演を昔見た事があるのだが、そのときの衝撃は忘れられない。
肝心なポーズではバランスはとれずにグラグラ。
それをごまかすかのような大げさな表情。
見せ場の３２回転グランフェッテがあっさりカット。
この日から、私はこの方をバレリーナという枠には入れていない。
女優でも、ダンサーでも、芸能人でもいいけど、バレリーナの肩書きを与えてはいけないと思う。いくら芸術レベルの低い日本でも、ボーダーラインに達してませんから。

何でもお父様がお金持ちらしく、バレエ団は彼の寄付の恩恵を受けているというもっぱらの噂。やっぱり世の中お金で事は動くのよね。悲しいかな。
しかし私も昔バレエをたしなんだはしくれとして、彼女を芸術家として認められません。

私が彼女なら、やり残した事だらけだよ。
あれだけ下手って世間にばれてて、堂々としたコメント。

「過去に何度か痛めた左足首が慢性的な問題を抱え、これ以上はプロとして納得いく演技ができないと判断したことなどから引退を決意した」そうだ。

並の心臓じゃないな。

ま、あの年であの体系を維持しているという点では偉いと思うので、今後は芸能人として頑張ってください。